高反発と言われる素材を使った枕の中でも、適度なサイズ感や使いやすさから人気の高い
モットンジャパンの「高反発枕モットン」
入手のための情報を少し集めました。
使用してみた結果、どうしても合わない、継続使用に支障がある場合返品も可能なのですが、その条件、注意点についても記しておきます。
ついでに、この枕のどこが優れているのかについて柔道整復師(筆者です)として考察してみました。
目次
高反発枕モットンを販売店する店舗はどこ?amazonや楽天、ヤフーにはある?
探すとなるとまずはamazon(楽天でもいいですが)あたりで当たりをつけてみたくなります。
ですが、扱われているのはメーカーの公式サイトのみです。
きちんと正規品を購入できるようにするため、公式サイトのみの扱いにしたようです。
類似品なんてそんなにあるの?
amazonなんて大手通販なのに?
という疑問もあるかも知れません。
まがい物は、amazonだろうが楽天だろうが当たり前にあります。
枕ではないですが、筆者の私自身がそのまがい物をつかまされています。
現物を見る事も触ることもできない通販で、商品を信用してもらうためには多くの苦労やリスクがあろうかと思います。
枕としては珍しく、使用後の返品を受け付けています。
90日間使用した後に返品を判断して下さい・・というサービスです。
メーカーのモットンジャパンも、実際3.7%の返品があるとサイト内で明らかにしています。
ちゃんと機能する返品サービスが付いているということ。
破格とも言える返品条件ですが、自社のサイトならではとも言えます。
高反発枕モットンの価格は?
現在(2019年3月)は売上本数10万本突破記念のキャンペーン中です。
1個単品で17800円
2個セット30600円
です。
90日使用後の交換・返品保証は当然付いています。
送料、代引き手数料も無料です。
クレジットカードも使用できます。
分割等使う場合は、総支払額は条件によってやや違ってきます。
キャンペーンは平成31年4月30日までになっていますが、予定在庫が終わると期間前でも終了するようなので、要注意。
試してみたいときは早めに入手して下さいね。
高反発枕モットンはどうやって使うといいのか、肩こりは治る?
長い間首や肩のコリや痛みに悩んでいる方にとって、肩こりの原因の大きな要素として枕があるのではないか?と思うのは無理もないことです。
特に寝起きの段階で肩周りの重苦しさや痛み、場合によっては頭痛だったりがあると、とにかく苦しくて、何とかしたいと当然思うでしょう。
私自身も、朝から続く頭痛に非常に苦しんだ一人です。
現在はそうした方々の症状改善を行う柔道整復師として、自分の経験も含めて少し述べたいと思います。
枕のせいでコリや痛みは起こるのか?
結論として、起こります。
一つのパターンとして・・・
寝転がってテレビなど見るために、身体に対して大きく頭を起こすような姿勢を取って、それが癖づいてしまうと、急に痛みが起こり得ます。
肩というより後頭部から後頚部、肩甲骨の間のエリアで痛みが出やすくなり、そのまま頭痛にもつながります。
私もこの経験があります。
かなり強い痛みで、そのために目を覚ましてしまったりするほど・・・。
この痛みは鎮痛剤や素人の肩もみなどではなかなか解消しないかも知れませんが、組織回復をかなり強く促す治療、例えば鍼やかなり強い按摩などで解消が可能。
一旦痛みになってしまったら、枕を替える程度では身体が反応してくれないかも知れません。
ただし、慢性的な肩こりがなくなるわけではありません。
別のパターンとして・・・
もともと強い慢性の首や肩のこりを持っている場合。
こういう方はほぼ例外なく腰、骨盤部が非常に固くなっている場合が多い。
肩への負担だけで肩が痛いのではなく、負担は単なるきっかけに過ぎず、どこに痛みが出てもおかしくない状態に体幹が陥っています。
本來は取れるはずの姿勢にあちこちの筋肉が対応できず、普通の生活をしているだけのつもりなのに、どこかが痛い。
複数箇所に痛みがある状態になると、感覚的にはその全てを認識せず、一番痛みを出しているところばかりが強く自覚できる状態になります。
一箇所が痛ければ、身体のあちこちに痛くてもおかしくない箇所が多くあると思っていた方がいいのです。
そうした影響で肩や首がこっている、痛みがある場合、枕によってその症状を抑えることが可能だと思います。
寝返りを打つものの、運動量というか範囲は少量の場合、筋肉が対応できないような無理な(普通は無理でも何でもなくても)姿勢をとらなくていいよう枕の形で体位を誘導してくれるタイプ。
もしくはそこそこ動く場合、無理な姿勢になっても次の動作を邪魔しないでフォローすることで負担をかけないで済むタイプ。
モットン枕は高反発で、ずっしり沈み込まず次の動作を邪魔しない素材。
なおかつ、中央を凹ませて首と頭をある程度安定させる形状でもあります。
体格や好みにあわせ高さ調整も可能。
一見、なんかよく見る形じゃない?と思ってしまいますが、色んな方向から理にかなっているというか、使う側のバリエーションにできるだけ多く対応したいという意向が見て取れる設計がされているのです。
公式販売サイトに行ってみるとよくわかりますが、コリや痛みの理由、理屈について結構なスペースを割いて説明しています。
枕の販売サイトでここまで突っ込んだ説明をしている例はあまりないのでは?
100%鵜呑みにする必要はないものの、色んな知識を増やし、そこから設計思想を出していくことは、不快な状態の解消に力になると思います。
返品したい時の注意点はここ!
モットン枕は90日間の返品保証をしています。
ただし、商品が手元に届いてから90日経過するまでの間、いつでも返品に応じているのではないので、ちょっと注意が必要です。
商品が到着後90日の使用期間を経た後の2周間が返品受付期間になります。
返品時は保証書を記入の上、本体、カバー、保証書の3点を揃えて指定工場へユーザーの送料負担で送付しないといけません。
この2周間を超えると保証期間外となり、返金対象になりませんし、送った商品は破棄されてしまいますので注意が必要です。
もし返金してほしい状況になったら、90日の試用期間を超えたら数日以内には返送した方がいいでしょう。
返金保証に関する手続き等の詳細について、販売サイトに詳しく記載されています。
必ずきちんと目を通して、不手際が内容注意しましょう。
メーカーの意向として、「とにかく90日間は使い続けて欲しい」という思いがあります。
合う合わないの最初の印象とは別に3カ月は継続使用して欲しい。
その上でやはりダメだと分かれば、返品して下さい。
というものだ。
気に要らなければ90日までいつでもどうぞ・・・
ではないことが逆にユーザーの苦痛の解決手段になりたい・・という気持ちを感じて好感が持てる対応です。
返金手続きには細かい約束事があり面倒さが先立つかも知れません。
が、3ヶ月近く使った寝具を返金対象にするのはあまり例を見ず、非常に好感の持てる対応なのは確かです。
商品に対する思い入れや自信の現れとも言えると思います。
同時に、寝具の評価をするときはある程度使用期間が必要なのだと言うことを知識として知っておいてほしいと思います。
時間に応じて評価が必ず上がる訳ではありません。
当然下がる事もあるのですが、どちらに転ぶにしろ一定の時間が必要なのです。