あの、ボルネードのサーキュレーターがDCモーターバージョンをラインアップしています。
能力も何種類かあり、使用する部屋のサイズに合わせて選べます。

サーキュレーターを使った経験がなければ、

あんな小さなファンで具体的に何がいいのかわからない・・・
室内干しの洗濯物に風を当てる、ちょっと変わった専用扇風機?

なんて存在かも知れません。

なので、サーキュレーターの本来の目的はなに?
みたいな疑問から、
なぜボルネードがDCモーターを使う意味があるのか?
その使い方は?購入はどこから?
などを、サーキュレーターのユーザー目線でお話ししたいと思います。

私自身、サーキュレーターを常用していますが、自身の購入時ボルネードを知りませんでした。
当時知識もあまりなく、そのため費用もかけられず、適当に選んでユーザーの仲間入り。
でも、今となっては選択はボルネード1択です。
4台のどれかが壊れたら、代わりは待望のボルネードだと思います。
もちろんDCモーターモデル。

やや価格が高い印象もありますが、メーカー保証は10年!
その能力に至っては、国産のどれをぶつけてもらちがあかないほど高い。

ボルネードDCモーターモデルのラインアップは5種類

DCモーター搭載のサーキュレーターは全部で5種類あります。
5種類のうち1種はタワー型で全く形状やサイズが違うので注意が必要ですが、あとはスタンダードタイプ
のコンパクトなファン型です。
使用する部屋や目的に合わせて最適サイズを選ぶといいと思います。

機種別の適用床面積/ファン回転のコントロールは以下の通りです。

723DC-JP:~45畳/無段階手動
610DC2-JP:~30畳/無段階手動
5303DC-JP:~14畳/99段階デジタル

6303DC-JP:~35畳/99段階デジタル
NGT330DC-JP:タワー型/~35畳/99段階デジタル

もともとサーキュレーターはその能力の割には非常にコンパクトです。
また、DCモーターは軽量なので、本体総重量も同クラスを比較すると軽量化されています。

たとえば30畳クラスだと、
630J/610DC2-JP=2.60㎏/2.10kg
一般向け最大級の40~45畳クラスだと、
783JP/723DC-JP=6.10kg/4.80kg

みたいな感じで、軽くなっています。
どのクラスでも自由に持ち運びもできると思いますし、いろんな場所で使えます。

なので、効果を実感できているなら最大クラスの723DC-JPが一番狙い目です。
45畳までカバーできるとなると部屋のサイズは全く気にしないで使えますし、ガレージや倉庫などでも
OK!
吹き抜けの玄関から階段などのオープンスペースの空気を動かすこともできます。
換気扇としての能力も抜群!
一気に室内の空気を入れ替えたい時など、強い味方になってくれます。

サーキュレーターの場合、置くスペースさえあれば大は小を兼ねます。
特にDCモーターだと低速側のコントロールが大幅に効きますので、大きなモデルで少ない空気量を自由
に扱えるためです。

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今更?サーキュレーターって簡単に言うとなに?

詳細な説明は検索で多くヒットすると思いますのでそちらに譲ります。

サーキュレーターは最近はだいぶ認知度が進んできました。
国産でも多くのメーカーが作り始めていますし。

特に扇風機にDCモーターを使ったモデルの注目が高まったあたりから大きく変わったと思います。
モーターサイズがコンパクトな事を利用して真上を向く機能を付け、サーキュレーター兼用を謳う
ことが多くなったからです。

私が初めてサーキュレーターなるものを知ったのは15年ちょっとくらい前です。
言葉から調べ始めたので、商品を見る前に何に使うのかが分かっていました。
なので余計な不満を持たずに済んだことは幸いでした。

サーキュレーターはなにか?ボルネードのHPに非常に端的に表現しています。

 扇風機の風は直接身体にあてる風です
 サーキュレーターの風は気流を作る風です

ファンで風を作るので、扇風機の一種と勘違いする場合が多かった日本のための説明とも言えると
思いますが、かつてはアメリカでもそうだったのかも知れません。

直接風を当てず、室内、空間の空気全体を滞留させず動かし続けることで多くのメリットを得ます。
空気の滞留は思わぬトラブルになることが多いのです。

菌カビの温床になり、ホコリやゴミも集まりやすい。
悪臭の元になることも・・・
木造だと、壁の内側の柱や構造材、土台を腐らせたりもしてしまいます。
こうした結構大きな問題の大きな助けになるのです。

もちろん、問題点の解決だけでなく、ニーズの高い室内干しの補助にもなりますし、就寝時もどこと
なくふくそよ風感覚で身体を冷やし過ぎることなく気持ちよく使えます。
節電にもなります。

なぜボルネードのDCモーターモデルに意味があるのか?

エアコン暖房時の上下の温度ムラを電気代節約のためにかき回す
室内干しの洗濯物の乾燥を補助し、早める
扇風機代わりになる

この3つの用途が先走って、そこを追いかけた商品ばかりになってしまった日本の商品とは根本的な考
え方が違い、それが設計にも現れています。

上下や左右に首振りがあるか?とか、
どのくらいの範囲で風が身体に当たるか?とか、
いかに静かに稼働するか?

といった、観点での評価が多く見られる市場のニーズから設計されたものとは違うがゆえに、その本来
の能力を享受するには最適と考えられるのです。

ボルネードを望む人はその能力の高さを理解しているからだと思います。

DCモーターは風をコントロールする意味では非常に有効です。
特に大半の時間を担う低回転運転のきめ細やかなコントロールができることは本来の能力から考えても
妥当な機能アップと考えられます。

また、DCモーター化したファンによくある評価で、弱い方のコントロールは細やかにできるが、強い方
は物足りなくなったというもの。

ここでも、ボルネードは従来のモデルより強風側もさらに強さがアップしています。
そもそもボルネードの威力は強風の威力の強さでそれが最大の魅力です。

なので損なう部分が全くないというか、やや性能アップの上、風量のコントロール性も大きく機能アップ
している訳です。

ボルネードの悪い口コミをちょっと考察してみた

最新の723DC-JPは悪い口コミがまったくない。
これでは考察できないので、人気の高い660-JPのレビューから評価の低いものを拾ってみました。

もちろんその他の機種でも機能面での不満を述べた低評価レビューはあります。
特に印象に残っているのはやはり「音がうるさい」ですが他にも。

・首振りがない
・風量の設定が3つしかなく微調整できない
・風の当たる面積が小さすぎる
・汚れがひどい

などです。
無論、初期不良や梱包、配送等の悪評は除外です。

アマゾンのレビューをいくつか挙げてみます。

レビューで、弱なら音が気にならないと何人もの方が書かれていたので購入しましたが、最弱でもエアコンの強に近い音がします。風力が強いですので仕方ないとは思いますが、期待しすぎました。寝室で寝る時に使用したくて購入しましたが、音が暑苦しくて寝られません。私にとってはまったく無駄に終わってしまいました。個体差でしょうか?

機能的には良いのですが、弱運転で空気清浄機の中以上の五月蠅さです、寝室で使うのは厳しいです。

強だととてつもなくうるさく中でもそこそこ音が大きめです。
実力に比例して音も大きめです。

確かに、放出される風はスバイラル風で遠距離まで飛び、パワーも強烈で
サーキュレーターとしては完璧に近い製品です。
しかし、動作音がちょっと、人にもよるだろうけど、自分的には気になります。
あ、それと、せめて電源リモコンがあったら、もっと便利になる気がします。

他の製品の価格と比較すると首振り機能・リモコンがないのが残念

こんな意見が非常に多い気がします。

音が出ることそのものについては対応のしようがないところもあります。
風切り音なしで車を走らせろ!と言っても無理なのと同じです。

特に運転始めの強風で空気の流れを作るまでは、音に関しては仕方がありません。
ただその後の低速連続運転になったらDCモーターモデルなら微妙に調整できます。
せっかく作った空気の流れをなくさない程度に低速回転させるわけですが、回転数は自由設定なので音と
相談して決める事が可能。

また、同じ風量ならファン径が大きければ回転数を落とすこともできるので、選ぶ際一つ大きいサイズを
選んでやればこれも少しは音対策になります。
ファンやカバーの形状等によって少しは音を減らせる可能性もありますから、そこはメーカーへの要望に
なりますね。

この風音に関しては日本人はうるさいようで、従来のモーターのモデルでも日本向けにより回転数を抑え
た”弱”ボタンにする対策を取っています。(機種名に-JPがついたモデル)
でもたった3種類の風速しか選べないのでは、不満は出るでしょう。
その意味でも無段階やそれに近い制御ができるDCモーターは画期的なのです。

ハナから音が静か・・というのは、まず空氣の移動量が足りてないことを疑った方がいいかも知れません。

リモコンに関してですが、以下の風量デジタル制御2モデルに付属しています。
5303DC-JP(~14畳)
6303DC-JP(~35畳)
リモコン必須の場合はここからの選択です。

このデジタル制御は風量設定が99段階あります。
正直20~25段階あればそこより多い必要はあまりないような気がします。
逆にめんどくさかったり。

無断階と遜色ないといえばそうかも知れませんが・・・。
やはりいっそ手動で無断階に調整できる方が便利かなぁと思います。