大学受験だけでなく、高校の英語の授業も含めて電子辞書は今や必須です。
100%に近い高校生が入学時、電子辞書を入手すると思います。
学校によっては推薦している機種などもあったりしますが、自由に選べたとしても選択肢はさほど
多くありません。
大学入試に対応した電子辞書はカシオとシャープの2社寡占状態。
特にカシオのシェア比率は高く、コンスタントに6~7割を占めます。
ここではそのカシオの高校生向けエクスワードXD-Z4800とXD-Z4900の違いについて書いています。
2019年モデル、XD-SR4800とXD-SR4900の違いについては⇒こちらをクリック
例年春にタイミングを合わせて年明けそうそうにリニューアルされるので、新入学の際にその年度
での最新型を入手することができます。
(大学入試を見据えた場合、情報は新しい事が必須ですので、選ぶなら最新型をおすすめします)
またユーザーの多さはネット情報の多さにもなり、操作やトラブルで迷ったり、困ったりした際の
情報も非常に多く入手も簡単という強みがあります。
カシオの高校生向きけ電子辞書は3機種
カシオエクスワードの高校生向けモデルは例年3機種あります。
2018年モデルも同様に3機種です。
・標準タイプのXD-Z4000(総コンテンツ数30)
・英語を主眼に各教科コンテンツを増やした入試専用上位タイプXD-Z4800(総コンテンツ数209)
・さらに英語を強化した難関校受験タイプXD-Z4900(総コンテンツ数229)
最も迷ってしまうのが、上位タイプの4800と、更に上位の4900の2つ。
電子辞書に入っていなければ学べないなんてものはないのですが、使うコンテンツなら入っていた
ほうが便利なもの。
4900に加えられたコンテンツはあとでコンテンツ購入の形で追加したくともできない場合が多いの
で迷ってしまいます。
どこが違うのか、どちらにしといた方がいのか、判断材料になれば幸いです。
今必要な人ばかりではなく来年高校入学予定の人にとっても、高校生向け電子辞書情報としては
有効かも・・・。
ちょっと余談ですが・・
カシオのHPに行ってみると分かるのですが、高校生向けモデルとして4000と4800はすぐに見つける
ことができます。
が、4900は知ってなければ気が付かないかも知れません。
目的別モデル検索でも、4900は出て来ません。
あまり売りたくないんだろうか??と疑ってしまいたくなるほど。
そんなことはないでしょうけど。
実際内容を見ると、加えられている内容を価格差から考慮すると随分お得と言えます。
ターゲットを難関校に絞ってしまうと当然ユーザー数にも限りが出る訳で、儲け代を自分で狭めて
いるような格好です。
カシオにしてみれば、4900は良心的サービスモデルのような意味というか背景があるのかも知れま
せん。
XD-Z4800と4900の違いはこのコンテンツ!
4800と4900にハード面での差は全くなく、違いは搭載コンテンツのみです。
4900に加えられているコンテンツについて以下に箇条書きしましょう。
これ以外は全て共通コンテンツなので、追加分の必要性がそのまま4900の必要性です。
・リーダース英和辞典 第3版
・リーダースプラス
・オーレックス英和辞典 第2版
・オーレックス和英辞典 新装版
・オックスフォード連語辞典
・選べるロングマン英語アクティベーター 第2版
・カタカナで引くスペリング辞典
・改訂版キクタンAdvanced6000
・徹底例解 ロイヤル英文法 改訂新版
・COCET2600 理工系学生のための必修英単語2600
・英熟語ターゲット1000 3訂版
・英熟語ターゲット1000 3訂版 BRUSH-UP TEST
・全セクション対応 TOIFLTESTはじめての徹底攻略!
ーTOEFL iBT対応ー
・TOEFL TEST模擬試験&「レクチャー問題」リスニング徹底練習300問
・脳鍛アプリ 英単語リスニングクロスワード
加えられたコンテンツの大半を占めるのは英語関連です。
学校での授業内容に加え、語学の評価方法として、TOEFL、TOEIC、英検の存在はやはり注目され
ることになるでしょう。
大学によって対応は異なるでしょうが、これらを積極的に入試の評価に加える動きは多くの大学で
出てくる可能性が高い。
しかし特に英検は重視されることが分かっているせいか、4800で1~3級まで網羅されたコンテンツ
が入っています。
それ以外の内容はあまりなく、語学評価のアイテムは判断基準にはならなそう。
記憶補助アイテムをどう見るかが決め手になるでしょうか。
辞書に関して、オーレックス英和辞典 第2版とオーレックス和英辞典 新装版の2つは4900でないと
ありません。
人気のある辞書だけに気をつけたいところです。
辞書はフリーで自分の好みで選べる場合もありますが、担当の先生のおすすめ辞書や人気の高い辞書
もあります。
そういうアイテムと照らし合わせてみてもいいですね。
一致していれば、間違いなく授業に非常に便利です。
その他の増加コンテンツを参考までに上げておきます。
・日本国憲法
・敬語早わかり辞典
・言葉の作法辞典
・日本語知識辞典
・続・日本語知識辞典
これらは、判断基準にはあまり関係ないですね。
カシオXD-Z4800/4900の通販価格!差額は?
4800には5種類、4900は3種類のカラーバリエーションがありますが、カラーによって価格が
異なります。
なので、2018年8月のホワイトモデルでの比較とします。
XD-Z4800(WE)
アマゾン :27319円
楽天市場 :25410円
ヤフーショッピング:25413円
アマゾンだけ高いようですが、カラーによって価格が異なりその落差も結構大きいですね。
同じアマゾンでもブラックモデルは25000円です。
落差の理由はよく分かりませんが、一番よく売れるのでしょう。
XD-Z4900(WE)
アマゾン :27870円
楽天市場 :27869円
ヤフーショッピング:27869円
どちらのモデルも楽天とヤフーショッピングはほぼ同じ価格なので、この2つで価格差を
みると
2427円
となります。
2018年8月現在、価格にはコンテンツの違いほど差はありません。
実は2018年1月の発売当初時点での4800と4900の価格差も3000円を切っていました。
1月の商品自体の価格は4800の場合で8月より1万5000円近く高くなりますが・・・
価格を加味してしまうと、4800のカラーによほどこだわらない限りどう見ても4900の方が
いいように思われます。
大手通販価格チェック!はこちらから
電子辞書の需要が最も大きいのは、高校入学の時期です。
なので、新しい機種の発表は入学を数カ月後に控える1月、2月頃です。
時期を過ぎるほどに価格は下がり、発売当初から比べると結構な価格差になる場合もあります。
いつでもいいのであれば価格と在庫をにらめっこして買い時を選んでもいいと思いますが、好みの
カラーなどあるでしょうし、一気に在庫がなくなってしまったりすることがあります。
いつであっても必要だと思った時には迷わず入手した方がいいと思います。
下のリンクから、アマゾン、楽天市場、ヤフーショッピングの3ヶ所で価格比較ができます。
ポイントの倍率やカードの所持、クーポンやギフト券など色んな条件によって買得感も違ってくると
思いますので、どうしようかな?という時は3つとも比べてみるのもいいと思います。
例えば、アマゾンの価格を見る時は”Amazon”のリンクをクリックすればOK!
楽天市場、ヤフーショッピングも同じ要領でOKです。
価格チェックは↓こちら↓からどうぞ